「Sprocket App」は、アプリを利用しているユーザーの行動データをリアルタイムに分析し、ユーザー1人ひとりにとって最適なアプリ内メッセージを配信できます。
画面の閲覧、スクロール、タップなどの行動データを組み合わせることで柔軟にセグメントを作成し、ユーザーの疑問や悩みを解決してアプリにおけるコンバージョン最適化を実現します。
Sprocket Appの特徴
「Sprocket App」は、アプリのコンバージョン最適化に必要な機能を完備しています。各種行動データのリアルタイムな計測、細かなターゲティング、多彩なポップアップ、A/Bテスト、外部連携、マルチステップ型の接客など、従来のSprocketが備えている主要な機能をアプリでもご利用いただけます。セグメントに利用できる行動データの例は、以下のとおりです。
- 画面の閲覧
- 画面のスクロール
- 画面内の要素のタップ
- ログイン/ログアウト
- カート追加
- お気に入り登録
- 購入
- など
また、アプリとWebのユーザーをひもづけることで、デバイスを横断した接客体験を実現します。例えば、日中にスマートフォンのアプリで商品を検索してお気に入りに登録し、帰宅してからパソコンのブラウザーでWebサイトを訪れるようなケースでも、Webサイトやアプリ内の行動データをお互いに連携することで、ユーザーの心理や購買意欲に合わせてパーソナライズした接客が可能です。
Sprocket AppとWeb版との違い
Sprocket Appは、従来のWeb版と同様にマルチステップ型の接客が可能ですが、一部未対応の機能もあります。未対応の機能については、以下をご確認ください。
項目 | 機能 | Web版 | App版 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|
セグメント条件 | 曜日・日付・時間 | ◯ | ✕ | ||
ユーザー条件 | 来訪回数 | ◯ | ◯ | ||
来訪からの経過時間 | ◯ | ◯ | |||
リファラー | ◯ | ✕ | |||
パラメータ | ◯ | ✕ | |||
ユーザーの言語設定 | ◯ | ✕ | |||
詳細な設定 | シナリオ | ◯ | ◯ | ||
行動データ | ◯ | ◯ | |||
データ連携(リアルタイム取り込み) | ◯ | ✕ | Webのデータは利用可 | ||
データ連携(バッチ取り込み) | ◯ | ◯ | |||
ポップアップ | 形式 | カード型 | ◯ |
◯ |
|
吹き出し型 | ◯ | ✕ | |||
レイアウト | ◯ | ◯ | App版はHTML/CSSを直接編集 | ||
オプション |
埋め込み |
◯ | ✕ | ||
CRO Plus | ◯ | ✕ | |||
外部ツール連携 | ◯ | ✕ | |||
分析 | KPI/KGI結果 | ◯ | ◯ | ||
KPI/KGI推移 | ◯ | ◯ | |||
ステップ分析 | ◯ | ◯ |
Sprocket Appの活用例
アプリとWebを問わずに横断した接客を行うことで、アプリユーザーの獲得から定着化、拡販のフェーズまでさまざまな活用例が考えられます。
- アプリのログインや検索などの便利な機能を未利用のユーザーに、機能利用を訴求
- Webサイトでアプリのダウンロードを訴求し、案内に応じてくれたユーザーにアプリ内でインセンティブを付与
- Webサイトで特定のブランドをよく閲覧していたユーザーに、アプリ内でも過去の行動に応じたレコメンドを表示
- アプリの位置情報を利用したお気に入り店舗の登録を促進し、Webサイトでの接客にも活用
Sprocket Appのご利用方法について詳しくは、担当コンサルタントにお問い合わせください。