[シナリオ個別]では、Sprocketで実施しているシナリオの成果を確認できます。シナリオが一覧で並ぶ画面と、個別のシナリオの詳細を確認する画面の2つがあります。
シナリオ個別(一覧)
Sprocketで実施しているシナリオの成果を一覧で確認できます。Sprocket管理画面の[KPI/KGI結果]画面とほぼ同じ目的で利用できます。表に並ぶ項目も[KPI/KGI結果]画面と同様です。
クリックして深掘り分析できる
[シナリオ名]のリンクをクリックすると、深掘りするためのメニューが表示されます。「詳細を見る」を選択すると、[シナリオ個別(詳細)]のページに移動します。[シナリオスライス分析を見る]をクリックすると、シナリオの成果をさまざまな角度から検証できます。
「月間集計」と「任意期間集計」の違い
[シナリオ個別(一覧)]には、月間集計と任意期間集計の2つがあります。それぞれでデータの更新頻度やCVの集計方法が異なりますので、注意してください。シナリオ全体の結果や成否を見る場合は月間集計、個別のシナリオの途中経過を知りたい場合は任意期間集計が向いています。
種類 | 対象期間 | CV計測期間 | データ更新頻度 | おすすめの用途 |
---|---|---|---|---|
月間集計 | 月初から月末までの1か月(固定) | シナリオ開始から24時間(固定) | 月に1回(毎月3営業日目) | 月ごとの振り返りやシナリオの成否の判断 |
任意期間集計 | 自由に設定可能 | 行動データごとに設定されたCV集計期間 | 毎日 | シナリオの途中経過の確認 |
[KPI/KGI結果]画面とも数値が違うことがあるのに注意
Sprocket Insightsでは、KPI/KGIとする行動データごとにCVと見なす期間を設定できます。従来の管理画面では、一律「シナリオが発動してから14日間」をそのシナリオの成果として見なしていましたが、Sprocket Insightsでは標準で「シナリオが発動してから24時間」のCV行動を成果として計測します。
[KPI/KGI結果]画面よりもCV数が少なく見える場合は、行動データごとのCV行動と見なす期間の設定を確認してください。行動データごとのCV期間は、Sprocketの管理画面の「リソース」から変更できます。
表示データの切り替え方法
画面上部にあるメニューから、期間を切り替えられます。勝っているか負けているかや、KGI信頼度(有意差)でも表示するシナリオを切り替えられます。選択したら右上の更新ボタンをクリックします。標準では「KGI信頼度が中または高、かつ勝っているシナリオ」に絞り込まれています。
シナリオ個別(詳細)
[シナリオ個別(一覧)]からシナリオ名をクリックすると、そのシナリオの詳細な数値を確認できます。
シナリオのサムネイルは変更できる
標準では開始ステップのサムネイルが表示されますが、この画像は変更可能です。変更方法についてはSprocketのコンサルタントにお問い合わせください。
KGI/KPI
パターンごとにKGI/KPIの数と率をグラフで確認できます。左側がKGI、右側がKPIを表し、「nondisplay」が非表示パターンです。非表示パターンと比べてCV数やCVRにどれくらい差があるのかを確認します。
表示UU数/表示率
そのパターンが表示されたUU数と、全体に対する割合です。青い棒が、そのパターンが表示されたUU数、オレンジの棒が割合を表します。ここでは、遅延秒数などで「シナリオの対象になったが、実際に表示はされていない」といったいわゆる「start」と「show」の差はなく、すべて「start」の数値となっています。
100%表示リフト
そのパターンを100%表示にしたときに期待できるリフトアップUU数を表します。リフトアップUU数は、非表示パターンと比較したときの数字を算出しています。