シナリオの基本設定を行う

[シナリオ編集]画面の上部では、シナリオの基本設定を行います。シナリオ名やシナリオの開始条件、そのシナリオで計測するKPI/KGIなどを設定します。

目次

シナリオの基本設定の項目

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項目の内容

番号 項目 内容
1

シナリオID

シナリオに割り振られたユニークなIDが表示されます。
2

シナリオ名

シナリオの名前です。
3 シナリオの状態 シナリオの公開状態を切り換えられます。
4 プレビュー確認用URL プレビューを確認する用のURLを設定します。
5 デバイス パソコンやスマートフォンなどのデバイスを選択します。
6 表示モード ノーマルモードとランダムモードを選択します。
7 シナリオ開始条件 シナリオの開始条件とする行動データを選択します。
8 KPI KPIとして計測する行動データを選択します。
9 KGI KGIとして計測する行動データを選択します。
10 シナリオ表示頻度 同じユーザーを何回シナリオの対象とするかの頻度を設定します。

シナリオ名

シナリオに対してわかりやすい名前を自由に付けられます。シナリオIDは変更できませんが、シナリオ名は後からでも変更することが可能です。

どんなシナリオ名を付けたらいいの?

シナリオ名にルールはありませんが、「何を目的にしたシナリオか」がわかる名前を付けるのがおすすめです。例えば「商品理解の促進」「不安払拭」「カート離脱防止」など、第三者が見ても内容がわかる名前にしておきましょう。「夏シナリオ1」のような名前だと、シナリオ数が増えてきたらどれが何のシナリオかがわからなくなってしまいます。

Sprocketのコンサルタントは、複数のシナリオを作成することを前提に「企画01_ファッションカテゴリーページ_インテリアキャンペーン告知_未購入ユーザー_PC」のように「企画番号、開始ページ、目的、対象ユーザーセグメント、デバイス」を順に並べて、後からでも区別できる名前を付けています。

シナリオの状態

[公開][停止][限定公開]の3つの状態を切り換えられます。新規でシナリオを作成したときや既存のシナリオをコピーしたときは[停止]の状態になっています。公開の準備ができたら[公開]に切り換えます。

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[限定公開]って何?

[限定公開]は、テスト用の特別な方法でアクセスしたときのみシナリオが公開される状態で、複雑な条件のシナリオや、本番環境で細かい動作をチェックしたいときに利用します。複雑なシナリオを実施したい場合は、Sprocketのコンサルタントにご相談ください、

プレビュー確認用URL

プレビュー確認用URLには、設定したシナリオを確認(プレビュー)するときに使うWebページのURLを入力します。これはあくまでプレビューを確認するときに下敷きにするページの設定で、シナリオの実際の動作には影響しません。通常は、シナリオを表示したいWebページのURLを入力してください。

デバイス

シナリオを表示するデバイスを指定できます。パソコンとスマートフォンでは表示エリアの広さや利用シーンが異なるので、デバイスごとにシナリオを分けて運用するのがおすすめです。[PC・タブレットで表示]でパソコンやタブレットを、[SPで表示]でスマートフォンを指定できます。

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ユーザーエージェントを細かく指定することもできる

通常はPCとSPの分類で十分ですが、シナリオを表示するデバイスをより細かく制御したい場合は[ユーザーエージェントを指定(正規表現)]を選択します。正規表現について詳しくは「正規表現について」を参照してください。

表示モード

[ノーマル(シナリオ)モード]と[ランダムモード]を選択でき、通常は[ノーマル(シナリオ)モード]を選択します。

ノーマル(シナリオ)モードは、ステップの表示順が決められたモードです。以下の例では、必ず「step_01→step_02→step_03→ter_01」の順番にポップアップが表示されます。サイト内の案内やチュートリアルなど、通常のシナリオではこちらを使用します。

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ランダムモードは、中間ステップの表示順が決められていない特殊なモードです。ユーザーが開始条件を満たすとまず最初のステップが表示されますが、その後ユーザーがどのような順番でページを見るかは自由です。条件に合うページを表示した際に順不同でステップが表示されます。

以下の例では、開始ステップであるstep_01を表示した後、step_02やstep_03がいつ表示されるかはユーザーの行動次第となり、step_02を飛ばして「step_01→step_03」と表示されることもあります。どこともリンクしていないステップはオレンジの枠で囲まれますが、ランダムモードの場合はこの状態でもシナリオを実施できます。

特殊なモードですので利用シーンは限られますが、例えばトップページで案内したクーポンを、カートページでリマインドするといったケースが考えられます。最初にクーポンが表示された後にどのページをどの順番で閲覧をするかはユーザーの自由で、最終的にカートページを表示したタイミングで入力補助としてクーポンコードを再度お知らせするわけです。

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ランダムモードはカスタマイズと併用するケースが多い

ランダムモードを利用したシナリオでは、途中でシナリオを終了させない作りとしたいケースがあります。ポップアップの[×]を押してシナリオを終了しないようにするカスタマイズが必要となりますので、担当コンサルタントにご相談ください。

シナリオ開始条件

シナリオは「特定のページを表示した」「特定の要素をクリックした」などの行動データをきっかけに開始します。そのため、シナリオの開始条件にしたい行動データはあらかじめ設定しておく必要があります。行動データについて詳しくは「行動データとは」を参照してください。

なお、目的の行動データを選択した後に[閲覧行動データを追加する]をクリックして確定する必要がある点に注意してください。

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複数の行動データも設定できる

[シナリオの開始条件]に複数の行動データを設定するとOR条件として扱われ、いずれかの行動データが送信された際にシナリオが開始されるようになります。

KPI

シナリオのKPIとして計測する行動データを指定します。通常、KPIは「KGIを達成する前に必ず経由すると思われる行動」を設定します。よく使われるKPI/KGIは表のとおりです。KPIは、設定した行動データが1回でも計測されると達成と見なします。施策によっては、KGIの中間指標ではなく別の指標を設定するケースもあります。

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よく使われるKPI/KGI

サイト種別 KPI KGI
ECサイト カートページを閲覧する 購入完了ページを閲覧する
申し込みサイト 資料請求の入力フォームを閲覧する 資料請求の完了画面を閲覧する

KGI

シナリオのKGIとして計測する行動データを指定します。通常、KGIは売り上げや申し込みなど、Webサイトの成果を測るための最も重要な指標を設定します。KPIとは異なり、KGIは行動データが指定された回数だけ計測されたら達成と見なします。

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KGIは同じ行動データを使い回すことが多い

例えばECサイトの場合、「購入完了ページの閲覧」をKGIに設定するのが定番です。ECサイトではいずれの施策も「商品購入」をゴールにすることが多く、その場合、毎回行動データを新規作成する必要はありません。同じ「購入完了ページの閲覧」という行動データを使い回すことができます。

一方で、中間の指標であるKPIはシナリオごとに変わります。よくあるのは、ポップアップのボタンをクリックして遷移するページの閲覧をKPIとするケースです。

シナリオ表示頻度

シナリオの内容によって、適切な表示回数や頻度は異なります。[シナリオ表示頻度]では、同じユーザーに何回シナリオを表示するかを設定します。

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シナリオ表示頻度の詳細

シナリオ表示頻度 シナリオの挙動
同じユーザーには1度だけ表示 シナリオは1回しか表示されません。
1セッションに1回だけ表示 セッション中は1回しかシナリオを表示しませんが、セッションが切れて再訪問したユーザーにはシナリオが再度表示されます。Sprocketでは、行動データを30分間受信しないとセッションが切れたと判定します。
毎回表示 シナリオの開始条件を満たすたびに常にシナリオが表示されます。
前回このシナリオが開始してからの経過時間で指定する シナリオが開始した後で、次に開始するまえの感覚を指定できます。感覚は日・時間・分・秒で指定可能です。

複数回表示するシナリオの場合、計測期間はどうなる?

[シナリオ表示頻度]で、同じユーザーに複数回同じシナリオを表示する設定にしている場合、KPI/KGIとしてカウントされるのは「初めてそのシナリオの対象になってから14日間の行動」です。

例えば、1人のユーザーに毎日同じシナリオを表示している場合、初回の表示から14日を過ぎてコンバージョンしても、KPI/KGIとしてカウントはされません。シナリオが再表示されることで計測期間が延長されることはありませんので、ご注意ください。

なお、この仕様は[KPI/KGI結果]画面と[ステップ分析]画面で共通です。

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