行動データを作成する

行動データは、Sprocketのあらゆる機能のもととなるデータです。ここでは行動データの作成・設定方法を解説します。行動データについて詳しくは「行動データとは」を参照してください。

目次

[行動データ作成]画面の表示方法

[行動データ一覧]画面の右下にある[行動データの作成]をクリックします。

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行動データの設定項目

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項目の内容

番号 項目 内容
1 行動データID 行動データのIDを半角英数字で入力します。行動データIDはアカウント内でユニークである必要があります。
2 行動データ名 行動データの名前を入力します。日本語も利用でき、後から自由に変更できます。
3 行動データの説明 行動データにかかわるメモを記入できます。空欄でも構いません。
4 行動データを送信するきっかけ 行動データを送信する条件を設定します。

最初から行動データが用意されていることもある

Sprocketでは、導入時にお客さまのWebサイトに合った行動データをあらかじめ設定しています。最初から用意されているデータでシナリオを作れそうであれば、同じものを新たに作成する必要はありません。

行動データID

行動データIDは、半角英数字でほかと重複しないIDを入力します。記号は半角のアンダーバー(_)のみ使用可能です。行動データIDは後から変更できません。スペルミスがないかよく確認しましょう。

Sprocketのコンサルタントが設定する場合は、「view_top」や「click_purchase_button」のように、「view(閲覧)」「click(クリック)」「scroll(スクロール)」の後にアンダーバー(_)を付けて「何を」がわかるようなIDを付けています。後から重複しない名前を付けるのが重要なので、毎年行うキャンペーンページや定期的に更新するブログ記事なら「view_SpringSale_2022」や「view_blog_20220104」のように年度や日付を入れておきましょう。

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行動データ名

行動データ名は、日本語でわかりやすい名前を入力します。こちらは行動データIDと違って後から何回でも変更可能です。行動データ名は、シナリオの開始条件やKPI/KGIを設定する際に表示されるラベルになります。ぱっと見て何の行動データかわかる名前を付けましょう。

Sprocketのコンサルタントは「[閲覧]_トップページ_PC」や「[クリック]_カートに入れるボタン_SP」など、行動データが後から増えてもわかりやすいよう先頭に行動データの種別と、対象のデバイスを含めるようにしています。

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行動データの説明

複雑な条件を設定している場合は[行動データの説明]欄にメモを記入できます。この項目は任意ですので、行動データ名だけで十分伝わるのであれば、空欄でも構いません。

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行動データを送信するきっかけ

[行動データを送信するきっかけ]をクリックすると、7種類の項目が表示されます。選択した項目により設定内容は異なりますが、ページの閲覧であればページURLの条件を、クリックであれば対象の要素を指定します。

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行動データを送信するきっかけ一覧

送信するきっかけ 内容
ページの閲覧 特定のページを閲覧したとき
ページの閲覧(特定要素あり) 特定の要素が含まれるページを閲覧したとき
ページの閲覧(特定文字あり) 特定の文字が含まれるページを閲覧したとき
ページのスクロール 指定の%までページをスクロールしたとき
画面内に表示(特定要素) 特定の要素がブラウザーの画面内に表示されたとき
ページ内の要素をクリックしたとき ボタンやメニューなど、ページ内の特定の要素をクリックしたとき
カスタム条件(開発者向け) 開発者向けのカスタマイズ

きっかけ1:ページの閲覧

[対象ページ]で、どのページを閲覧したときに行動データを送信するかのURL条件を設定します。

[ページの閲覧(特定要素あり)]と[ページの閲覧(特定文字あり)]では、さらに要素や文字の条件を指定します。例えば「商品詳細ページで、かつ『数量限定』のバナーまたはテキストが含まれるページを閲覧したとき」という行動データを作りたければ、バナーを表すCSSセレクタやページ上に表示されるテキストを入力するという具合です。CSSセレクタで要素を指定する方法は、このページ後半の「特定要素のクリック」を参照してください。

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ページURLの指定方法

指定方法 内容
ページ指定(パラメータ含む) ステップを表示するページのURLを入力します。
ディレクトリ指定(配下ページ・パラメータ含む) ディレクトリを指定して、その配下にあるすべてのページを対象にします。
その他カスタム指定(正規表現を手動で入力) 正規表現を使ってURLを指定します。

[このURL条件でテストする]をクリックすると、設定した条件で目的のページがマッチしているかを確認できます。

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[テストしたい条件]に実際にステップを表示したいURLをコピーして貼り付けます。指定したURL条件が正しければ、入力欄の下に緑文字で「対象になる」と表示されます。もし赤文字で「対象にならない」と表示された場合は、スペルミスや余計な文字が含まれていないかを確認しましょう。

入力欄に複数の行を入力すると、複数のURLを一度に確認できます。URL条件が正しいことを確認できたら[閉じる]をクリックします。

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「http:」や「https:」は付けなくていい

ページのURLに「http:」や「https:」は不要です。付けても構いませんが、例えば「http://example.com/」と設定すると、SSL通信を使った「https://example.com」のURLで閲覧した場合は条件から外れてしまいます。特別な意図がなければ、省略して入力するのがおすすめです。

[ページ指定]で自動的に付与される正規表現

ステップの表示URLや行動データの条件で[ページ指定]を選択すると、自動的に正規表現が生成され、末尾に付与されます。これは「URLに『?』や『#』から始まるパラメータやアンカーが付いた場合でも、条件に一致すると見なす」という意味の正規表現です。末尾の文字によって、付与される正規表現は異なります。

  • URLの最後が「/」の場合、以下の正規表現を付与(「/」の後ろが「index」または「default」で始まっている場合、「/」の後ろは削除されます)
    (index\..*|default\..*)?(\?.*)?(#.*)?$
  • URLの最後がそれ以外の場合、以下の正規表現を付与
    (\?.*)?(#.*)?$

なお、[ディレクトリ指定]の場合は部分一致で判定されますので、正規表現がなくてもすべてのパラメータやアンカーが対象となります。

きっかけ2:ページのスクロール

[ページのスクロール]を選択すると、指定のページを一定の割合スクロールしたタイミングで行動データを送信するようにできます。これを利用すれば「説明ページを下まで読んだタイミングでポップアップを表示する」といったシナリオを実施可能になります。

[対象ページ]のURL条件は「ページの閲覧」と同様に設定し、[スクロール量]に半角英数字で%を指定します。

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見えていれば条件達成になる

大画面でブラウザーを使用している場合など、ページを表示した時点で指定の%位置まで見えている場合は、スクロール操作がなくても条件を満たしたと判断されます。例えば、スクロール量の条件を「50%」に設定していて、ページを表示した瞬間に半分以上が見えていれば、50%まで読んだと見なされます。

きっかけ3:特定要素のクリック

[ページ内の要素をクリックしたとき]を選択すると、特定のボタンやメニューのクリックを条件に設定できます。例えば「お気に入りに追加ボタンをクリックした」「アコーディオンメニューをクリックして開いた」「検索条件で『2万円以上』にチェックを付けた」など、さまざまな行動を設定可能です。

[要素の指定]で、目的の要素を表すCSSセレクタを入力します。Chromeデベロッパーツールなどを利用します。CSSセレクタについて詳しくは「CSS セレクターの設定方法を知りたい」を参照してください。

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おすすめのCSSセレクタの指定方法

CSSセレクタは、ページ内に1つである必要があります。最も確実なのは、IDを利用して「#target_contents」などと指定する方法です。IDを利用できない場合は、子孫セレクタや隣接セレクタ、属性セレクタなどを利用して目的の要素を特定します。
ただし、CSSセレクタの指定方法によっては、ページ内容が更新されたときに指定がずれてしまう可能性があります。例えば、HTML内で何番目のdiv要素かを表す「div:nth-child(2)」のような指定方法だと、div要素の数が増えたら指定場所が変わってしまいます。可能な限り、ページ内容の更新に強い指定方法を使うことをおすすめします。

CSSセレクタの指定方法が不安な場合は、担当コンサルタントにご相談ください。

行動データの保存

各設定が完了したら、画面右下にある[保存]をクリックします。行動データが保存されたら[行動データ一覧画面へ戻る]をクリックして[行動データ一覧]画面に戻ります。

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行動データの動作確認

設定した行動データが正常に動作しているかは、[行動データ一覧]画面の[受信状況]で確認します。行動データを設定した直後だと[未受信]となっているので、行動データが送信されて[受信中]と表示されるまでしばらく待ちます。1日たっても[受信中]にならない場合は、条件の指定が間違っていないか見直しましょう。

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