「スマホサイト変換サービス」は、PC サイトをスマートフォン用に変換して表示するサービスです。多くの場合は、Webサイトのページソースにタグを埋め込むことで、変換処理を行います。
Sprocket を導入するサイトが本サービスを利用している場合、そのままでは Sprocket が正常に動作しない可能性があります。Sprocket の導入時は、Sprocket タグを設置するだけではなく、対応用のコード(JavaScript)を埋め込むことが必要となります。
スマホサイト変換サービスの例
- ADPLAN SG(オプト)
ショーケース・ティービーのエンジンを採用、ADPLANシリーズの各種ツールと連携 - Mobify(ドーモ)
米スターバックスほか、海外で2万件以上の実績を有するツールの日本版 - shutto(イー・エージェンシー)
ドラッグ&ドロップでカスタム可能なセルフサービス型ツール - SPコンバート(ボクシーズ)
アイスリーデザインのエンジンを採用、ユーザー企業のシステムと連携可能 - WEBトラン(ネクシム・コミュニケーションズ)
フルカスタマイズ可能な2007年登場の実績あるサービス - エリクサー・ユニバーサル(ノイアンドコンピューティング)
独自変換ルールを設定し、イメージどおりスマホサイトに変換 - スマートコンバート(アイスリーデザイン)
カルーセル、アコーディオンなどスマホならではの機能に対応 - スマホ自動変換サービス(イーライン)
充実した決済フローまわりの機能でECサイトに対応 - ナビキャスト スマートフォンコンバーター(ショーケース・ティービー)
タグ貼り付けだけで簡単変換、200社以上の導入実績
動作実績があるサービス
Sprocketで動作実績があるサービスは、現時点では「shutto」のみとなります。
対応用コード(JavaScript)の設置方法
対象サイトのHTMLソースにおいて、shuttoのタグよりも後に下記のコードを設置してください。
設置方法は、サイト管理体制によりますが、以下の2種類が可能です。
- タグマネージャーにて設定する。
- 下記コードを記述した外部ファイルをクライアントサイトへ設置して、当該のJSファイルを shutto より後に宣言して読み込むようにする。
ただし、Google タグマネージャー(GTM)などを利用して shutto や Sprocket のタグを管理する場合は注意が必要です。タグマネージャーは非同期でタグを発火させるため、shutto の発火処理が終わる前に Sprocket の処理が始まってしまい、正常に動作しない可能性があるためです。
タグマネージャーを利用する場合は「クリーンアップ設定」を利用してください(詳細は、Googleの説明ページをご参照ください)。「クリーンアップ」の項目を確認いただき、メインタグを shutto にした上で、以下の下記コードが読み込まれるように設定してください。
対応用コード(以下の内容をコピーしてご使用ください)
(function(){
var script = document.createElement('script');
script.src = 'ここにSprocketタグを記入';
script.charset = 'UTF-8'
if (!__shutto) {
// shutto未定義
document.head.appendChild(script);
return;
}
__shutto.on('ready', function() {
if (!__shutto.match()) {
// PC表示等shutto変換しない場合の処理
document.head.appendChild(script);
}
});
__shutto.on('afterConvert', function() {
// shutto変換後に実行したい処理
document.head.appendChild(script);
});
})();
動作実績がないサービス
shutto 以外の変換サービスをご利用中のサイトにつきましては、実績がないため事前の動作確認・検証等が必要となります(動作保証しかねる場合もございます)。不明点などがございましたら、担当コンサルタントまでご相談ください。