Google 社は、インタースティシャルを表示するモバイルページの評価を下げるアルゴリズムの導入をアナウンスしています。このことによる Sprocket への影響はないというのが、現時点での弊社の見解です。
本件で想定される影響範囲
対象がモバイルサイトかつ「モーダル形式で画面を占拠するタイプの接客シナリオ」が問題になるという認識です。
Sprocket の接客シナリオでは最初のステップをモーダルなしの「カード型」(ページ読み込み後に画面内へフレームインしてくる形式)にすることで、ページを突然ジャックするような作りを避けられます。
ポップアップの種類については、以下の記事をご参照ください。
ポップアップの種類(カード型と吹き出し型)について
影響についての調査状況
本件について継続的にウォッチしつつ調査を行っておりますが、弊社サービスのご利用企業様から問題があったなどのご報告は、今のところいただいておりません(Sprocket で接客シナリオを実装したことによりサイトに影響が出た場合は、情報を共有いただけますと幸いです)。
Google 社は個別の基準に対してランクの仕様を開示しておりませんので、弊社としてはパブリックな情報をもとに対応してまいります。また、弊社が持っているチャネルを通じてパブリック情報を増やすよう、 Google 社への要請も継続的に行っております。
なお、モバイルフレンドリーテストのスコアが低いサイトは、その時点でランクに影響を及ぼしています。その点もご確認いただければ幸いです。
参考記事
現時点における Google 社の正式発表は以下のとおりです。
https://webmasters.googleblog.com/2016/08/helping-users-easily-access-content-on.html