この記事では、Sprocket でよく使われる用語についてその意味を解説します。
目次
あいうえお順で掲載しています。
カ行
サ行
タ行
ハ行
ヤ行
ラ行
カ行
稼働検知(シナリオ)
対象シナリオの開始、ステップ表示、KPI、KGI それぞれの行動データの検知状況を表示します。シナリオを公開した後、シナリオがユーザー向けに表示されているかなど、稼働状況を把握するために使用します。
cookieドメイン
サブドメインをまたがった接客をする場合に使用します。
KGI
Key Goal Indicator の省略名で、Sprocket ではコンバージョン行動を行動データの受信回数で指定します。
EC サイトでは「購入完了」を指定するケースが多く、非ECサイトでは「資料請求」「見積もり完了」など、サイトによってコンバージョン行動が異なります。
分析画面には、KGI 条件を達成したユニークユーザー数、達成率、改善率、統計有意差が表示されます。
※ 改善率は非表示との比較です。
KPI
Key Performance Indicator の省略名で、Sprocket ではコンバージョン行動の前に中間的に計測されるユーザー行動を行動データで指定します。
分析画面には、KPI 条件を達成したユニークユーザー数、達成率、改善率、統計有意差が表示されます。
※ 改善率は非表示との比較です。
行動データ
ユーザーが特定の行動を行った際に送信するデータで、ページ閲覧、スクロール、要素クリックが計測可能です。
詳しい説明は以下の記事を参照してください。
サ行
シナリオ
施策(接客)の企画内容です。A/Bテストは基本的にシナリオ単位で実施します。
シナリオ開始条件
シナリオ開始の起点になる行動データを指定します。複数の行動データを指定した場合、OR条件になります。
シナリオの状態
公開にするとシナリオがユーザー向けに表示されるようになります。
停止にすると表示されなくなります。
限定公開は、公開前の検証の際に使用します。
シナリオの追加情報
シナリオの仮説、検証結果、コンバージョン単価を入力できます。
※ 入力内容はシナリオの実行や集計に影響しません。
シナリオ表示者数
最初のポップアップが表示されたユニークユーザー数です。
受信状況(行動データ)
行動データの受信状況です。
ステップ
ポップアップの動作や見た目を設定します。終了ステップはシナリオを終了するための特別なステップです。
ステップ遷移率
最初のステップから次のステップへ遷移した割合の合計です。
セグメント条件
シナリオの表示対象ユーザーを絞り込むための条件を指定します。
送信するきっかけ
行動データの送信条件です。
タ行
対象者数
シナリオ、各パターンに該当したユニークユーザー数です
遅延表示
ポップアップの表示開始までの秒数を指定します。最初のステップの遅延設定のみ、パターン編集画面で行います。
ツアー型(シナリオ)
複数のポップアップで構成されたシナリオです。
統計有意差
KPI/KGI の改善率が、偶然ではなく施策による成果であることを判断するための基準です。
該当期間における表示パターンと非表示パターンの UU数、CV数 のデータを使ってカイ二乗独立性検定を行い、評価しています。
管理画面では有意差を高・中・低の3段階で表示しています。
ハ行
パターン
シナリオの動作や見た目を設定します。A/Bテストは同じフェーズでパターン同士を比較します。
バナー型(シナリオ)
ポップアップを1つだけ表示するシナリオです。
表示モード
通常はノーマルモードを選択します。ランダムモードは2番目以降のステップが順不同で表示されます。
表示優先順
シナリオ開始条件の行動データが同じシナリオが複数ある場合、表示優先順が高いシナリオが優先的に開始されます。
※ シナリオ開始条件の行動データが異なるシナリオ間の優先順位は制御できませんので、ご注意ください。
シナリオ起動の制御ロジックの詳細は、以下の記事を参照してください。
表示率
各パターンの表示率です。
フェーズ
A/Bテストの実施期間です。
プレビュー確認用URL
公開前にパターンの挙動を確認するためのURLです。
※ プレビューを閲覧しても、KPI/KGI 結果の数字にはカウントされません。
プレビューツール
パターンの見た目を確認するために使います。サイト上で動作します。
ボタンリンク
ボタン配置やボタンのデザインを設定・変更します。
ヤ行
ユーザー作成率
サイトに来訪する全ユニークユーザーのうち Sprocket で [ユーザーID] を発番する比率を指定します。Sprocket で ID を発番したユーザー数は [サイト分析] の [ユーザー数] で確認できます。
ラ行
ランダムモード
ステップの表示順が決められていない特殊なモードです。利用するにはカスタマイズが必要になります。
詳しくは以下の記事を参照してください。
リンクエディター
ステップ間を接続するためのエディターです。
詳しい説明は以下の記事を参照してください。
レイアウト
ポップアップの種別を指定します。