「シナリオの構成要素・用語」では、Sprocketにおけるシナリオ、フェーズ、パターン、ステップの階層構造をご紹介しました。Sprocketの管理画面も、同じ構造で構成されています。ここでは、管理画面全体の見方をご紹介します。
目次
メインメニュー
Sprocketの管理画面は、左側のメインメニューから表示を切り替えられます。大項目を選択すると、その下にある詳細なメニューが表示されます。
最も利用するのは[シナリオ管理]と[シナリオ分析]の2つです。ここでもその2つの画面を中心に見ていきましょう。
管理画面左側のメインメニューで画面を切り換える
メインメニューの内容
メニュー名 | 内容 |
[ユーザーデータ設定] | Sprocketで取得する行動データを設定・確認する |
[サイト分析] | Webサイト全体の訪問ユーザー数や行動データ数、コンバージョン影響度などを確認する |
[シナリオ管理] | シナリオを設定・確認する。シナリオで使用する画像やCSSの管理もここで行う |
[シナリオ分析] | シナリオの成果を分析する。数値は毎日午前中に更新される |
[データダウンロード] | 各種データをCSV形式でダウンロードする |
[シナリオ管理]メニュー
[シナリオ管理]から[接客シナリオ]を選択すると、登録済みのシナリオの一覧が表示されます。いずれかのシナリオを選択すると、個別の[シナリオ編集]画面が表示されます。シナリオを作成・編集する際は、主にこの画面で作業を行います。
具体的な操作方法は「シナリオを作成する流れを知ろう」以降で解説します。
[シナリオ管理]からシナリオの作成や管理を行う
個別のシナリオを選択して表示される[シナリオ編集]画面では「フェーズ」「パターン」「ステップ」が階層構造になっています。複数のフェーズやパターンがある場合は、画面の右側にある矢印をクリックすることで内容を開いたり閉じたりすることができます。
フェーズ、パターン、ステップが階層構造になっている
シナリオの分析は「フェーズ」単位
シナリオの分析は「フェーズ」単位で行います。例えばフェーズで期間を1か月に設定した場合、「その1か月を通して成果はどうだったか」という視点で分析するわけです。ポップアップの内容を変更したり、パターンを増やしたりした場合は、新しいフェーズを作成することをおすすめします。同じフェーズのまま内容だけを変更すると、変更前と変更後の比較ができなくなってしまうからです。
[シナリオ分析]メニュー
[シナリオ分析]を選択すると、[KPI/KGI結果][KPI/KGI推移][ステップ分析]のメニューが表示されます。それぞれの項目について詳しくは別ページで解説しますが、最も利用するのは[KPI/KGI結果]画面です。
[KPI/KGI結果]画面では、フェーズごとに「ポップアップを出し分けた結果どうだったか」という結果を確認できます。シナリオを実行している期間中は、毎日この画面を見て数値を確認することになります。
シナリオの結果を見るときのポイントは「初めてシナリオの結果を見るときのポイント」で詳しく解説しています。
シナリオを公開した後は[シナリオ分析]で成果を確認する